2009年10月30日

神宮前アタゴトマソン

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 今週最後の記事は若者の町(死語)原宿、神宮前交差点から一歩裏に入った路地にあるトマソンです。

 上の写真にトマソンが隠れてますが、おわかりになるでしょうか?









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 答えはこちら。足元にあるこの不思議な突起、当blogでもあまり出てこないアタゴタイプ(或いはカステラタイプ)のトマソンです。


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 微妙にして全く意味を為さない突起、これぞトマソンといった物件ですが、そもそもはこの駐車場自体が何かの建物だったのではないか、とこのトマソンをしげしげと眺めていて思い立ちました。


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 このトマソンの並びにこのような微妙な塀の形状があったりするとこをを見ると、先ほどのトマソンは何かの扉だった場所で、あれは昇降のために使われていたのではないか?などと思いますが、真相はすっかり闇の中、もとい駐車場の中なのでございます。
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2009年10月28日

大門の原爆タイプトマソン

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 国道15号線、大門交差点のそばに空き地がぽっかりと、あります。

 そしてその空き地に見えるのは・・・・・・・


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 堂々たる原爆タイプのトマソン。しかも正面と左手、二面に現れています。どちらもマンションの壁に出来ているところを見ると、マンション竣工後に平屋が壊された、という事なのでしょう。


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 先ず正面に見える原爆タイプのトマソンは、ちょっと不自然な形ではありますが明らかに何かがあった跡をそこに見せています。
 それにしても一体どんな建物があったのでしょう、屋根というには不思議な形状をしています。


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 そして左手。マンションのエントランスへのアプローチに立っている塀の裏一面が、コンクリート素地のままにされています。
 これはつまり、ここ一面に何かがあった、という証明に他ならないのですが、正面の原爆トマソンと明らかにそこにあったものの高さが違うのです。これは一体何なんでしょう??

 何か商店のようなものがあって、少し変則的な形を形成していたのか、はたまた異なる事情があるのか、今となっては知る由もありませんが、もしここにあった何かをご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ご一報をお願いします。




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2009年10月26日

ダイハツコルテオ

 あんまりよくわかってないのですが、ダイハツコルテオというやつの東京最終公演というのが、11/4から代々木第一体育館の脇、「新ビッグトップ」というところで開催されるのだそうです。


 これじゃあこのblogとあまりにも噛み合わない話題なのですが、このコルテオ、凄いんですよ建物が。


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 いかがでしょう、この風景。これ、原宿駅から徒歩3分くらいのところで展開されている風景ですよ。
 多数のラフタークレーンによって、巨大なテントを吊り上げながら構築していく様は、通常の建設工事現場とは大きく異なりインパクト十分です。

 写真がアレでアレなもんで今ひとつスケール感がわからないかもしれませんが、


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 テントを構築するフレームは、20t超(と思われる)トレーラーに乗せられて運ばれていますので、かなり大きい構造物です。

 おそらくもうほぼ完成してしまっているとは思いますが、こんな非日常な建物が拝めるわけなのです。これは実にワンダー。ただし期間限定。一度は網膜に収めた方がいいと思います!
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投稿作品から見るトマソンとは。

 今回は、先週3件ものトマソンを投稿して頂いた芋太さんの作品と共に、芋太さんから頂戴したトマソンにまつわる懊悩について考察してみたいと思います。


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 先週水曜日に紹介したこの物件(「大森山王高所ドア」参照)なのですが、これについて先の記事にも書きましたが、芋太さんはこのように述べています。

(以下青字は芋太さんのコメントです)

「撮影中、当物件住人の老婦人が外出のため出てこられ、完全にアンタ不審者でしょ的な視線を送られましたので、これ幸いと、話しかけてみました。
なんと、この高所ドア、用途は「非常口」だそうです!内側には、ちゃんとハシゴがしつらえてあるとか。たまりません。」


 と、見事なフィールドワークをして頂いて、この物件における高所ドアの正体を掴んで頂いたのですが、これに対して後日、芋太さんから更にこんなコメントが。


「非常口という明確な目的があることで、(というか、聞いてしまった、知ってしまったことで)「高所ドア」をただの「非常口」にしてしまったのでは、と考えてしまいました。
好奇心にかられ、聞いてしまったがために、貴重な宝を自ら失くしてしまったのではないか・・・?!などと、真剣に考えてしまった次第であります。」


 このコメントについて、皆様どうお思いになるでしょう?

 芋太さんの懸念通り、これについては以下の意見に分かれるかと思います。

(1)よくぞ調べてくれた。高所ドアの発生原因が分かった。
(2)種明かしされたみたいでちょっと残念だ。


 これ、良くわかります。だってどっちも正解ですから。


 自分はかれこれ200件近く(ボツを入れたら200件以上)のトマソンをblogで紹介してますが、このような「はてこれはなんでこうなった?」という事はしょっちゅう考えます。
 「無用の長物」というのが最大の特徴である「超芸術トマソン」でありますが、「これはxxxをxxxしたのでxxxとなったのでは?」と推測する事はとても楽しいですし、その作業なしにはここまで自分もトマソン探索をしていなかったのではないかと思ってます。

 ただ、正体が分かるとちょっと萎えてしまったり、というのは実際にありました。疑問(=トマソン)が氷解すればそれはもうトマソンではなくなってしまうのではないか、と。


 これに関しては、トマソンという概念が出来てから20年以上の時が経ったのだし、進化した楽しみ方、という事で良いのではないかと思ってます、自分は。
 そんなに難しく書かなくても、そもそもが赤瀬川原平先生の「超芸術トマソン」上でも「これはトマソンでしょうか?」という質問と共に投稿がよせられている様子が随所に出てきますし、トマソンというのは

「何だろうこれ?と思わせる何かがあれば、それでトマソンだ」

という事なのだと思います。

 例え正体がわかったとしても、それまでの驚きは貴重ですし、何より正体がわかる、という事は学問のようにトマソンを分類するのであれば、役にたちこそすれ困りはしないでしょう。


 非常に散漫な文章になってしまいましたが(推敲は後日、多分。)、トマソン探しの上で誰もが思う疑問がやはり芋太さんにもあった、というのをいい機会がと捉えて「トマソンとは」といった事をなんとなく書いてみました。


 次回はそんなこんなを踏まえて(?)、トマソンのご紹介をします!

 
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2009年10月23日

大森「地獄谷」高所ドア

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 大森界隈でのトマソンを報告して頂いた芋太さんの投稿、3回目となる今回は「地獄谷」の物件だそうです。なんでしょうね、地獄谷って(以下青字は芋太さんのコメント)。



大森の飲み屋街・通称「地獄谷」で見つけた高所ドアです。ここはなんというか、おやじ汁でコトコト一晩煮込んで、しかも焦がしちゃった感じのディープな通りです。


見事な形容です。なんですか一体これは。更に「コトコト一晩煮込んで、しかも焦がしちゃった」ってなぎら健一さんみたいなおっさんが大量発生って事でしょうね、きっと。いや、どちらかと言えば内藤陳でしょうか。


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多くを語らずとも「トイレに行きましょうね。ここはダメです」が全てを物語っていると思います。

 非常にいい説明ですね。この一文で確かによくわかります、わかりますよ。


 さて本題。こんな所にあったのはどんなトマソンかと言いますと、

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 おわかりになりますか?天空高くそびえる(ウソ)高所ドア。地味ながらもきらりと光る存在感です。


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 ちょっと新し目に見えるドアですが、とか言いつつ20年は軽くたってそうです。
 特徴としてはドアノブですね。通常の住宅タイプではないものが採用されているのがどことなくサイバー。町の風景のおかげで気分はすっかりブレードランナーです(どこがやねん)。


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 カオスな町にある高所ドア。それにしてもよく見つけましたね、と感心する立地です。実にお見事。


 これにて芋太さんから頂いた物件の紹介は終わりとなります。投稿本当にありがとうございました。是非また送って下さい。
 また、他に物件を見つけた方も当方へ投稿なり、blogに書いてURL1教えてくれるなりしてくれればこちらからフォローさせて頂きます!
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2009年10月21日

大森山王高所ドア

 芋太さんからの投稿物件を紹介する第2回目は当blogでもメジャーなトマソン物件、高所ドアです。


 早速ご紹介すると、


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 古風な木造の建物の2階部分、写真で見ると奥ほどにあるのは確かに赤い高所ドア。


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 かなりの築年数を経ていそうな建物と相まって、ドアの赤が映えます。素朴な味わいですが、侘びさびまで感じさせてくれるような、そんな趣きのある物件ですね。


 そしてここからが凄い事なのですが、ご投稿頂いた芋太さん、(偶然ながら)この高所ドアの由来まで確認してしまったそうです。

(以下青字は芋太さんのコメント)

「撮影中、当物件住人の老婦人が外出のため出てこられ、完全にアンタ不審者でしょ的な視線を送られましたので、これ幸いと、話しかけてみました。
なんと、この高所ドア、用途は「非常口」だそうです!内側には、ちゃんとハシゴがしつらえてあるとか。たまりません。」



 なんでしょうこの運の強さ。そしてこのコメントによって芋太さんご本人も仰る通り、由来がわかったのでトマソンとは言わないのではないか、という懸念もないことはないのですが、いいんです。

 トマソンという概念が赤瀬川原平先生を中心として提唱されてから30年近くの時間が経とうとしている今、「実はこういう使用意図であった」という話は逆に面白いのではないかと思ってます。

 今回の物件を例に挙げれば、これが非常口だとして、それはそれで緊急時にも使わないんじゃない?というような雰囲気があって楽しいなと思います。そうやって見ればトマソン2.0みたいな捉え方が出来るのではないかしら、と思うのです。


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 高所ドアから最近のトマソンとは、みたいな漠然とした自分の考え事までお話して余計に意味がわからなくなったかもしれませんが(反省)、芋太さんからのラスト物件、撮影場所からしてオススメです。金曜日のお楽しみ、という事で!
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2009年10月19日

大森山王無用門

 今回は久しぶりに、当blog読者の方からのご投稿物件です。

 投稿をして頂いたのは芋太さんという読者様なのですが、なんと!一気に3件ものトマソンを頂きました。お見事です。

 この偉業に敬意を表して、今週のメイン記事(通常更新の月水金)は全て芋太さんの物件紹介とさせて頂きます!



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 今回の物件は東京都大田区、大森山王にあるそうです。

(以降青字は芋太さんからのコメントです)。

「池上通りを入り、闇坂(くらやみざか)を上りきったところを左手に降りた右側にあります。住所でいうと山王三丁目になります。パッと見には、うっそうとした緑に囲まれて通りからは見えないような場所にあります。」


という立地条件にあるトマソン、さぁさどんな物でございましょうか。


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 ・・・??単なる門、ですよね??

「これはもう正面から見た感じでは完全にバリバリ現役住宅です。」

 と、いう事は??


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 な、なんという門でしょう!!本当に門しかありません。門の後ろには、何もないというのです、こちら。
 丁寧に複数枚の写真を頂戴してますので非常に良くわかるのですが、これはもうまさしく、「門そのもの」であるけれども全く何の役にも立たない、見事な「無用門」トマソンですね。本当にお見事!な物件です。


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「一応木戸を引いてはみたのですが、しっかりと鍵がかかっていました。戸締りも完璧です(笑)」
 


 一体何をやっているのでしょう?芋太さん。ガッツ溢れる調査記録です。すっかり脱帽ですが、この素晴らしい前向きな姿勢は次回の物件でも続きます。

 という事で大森界隈に颯爽と登場したトマソニアン様の記事で今週は行きます!お会いした事ないのですが、パワフルそうな方ですね。
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2009年10月15日

10月の小便小僧

 連休とかなんとかがあるとすぐに曜日の感覚を失ってしまう管理人です、こんにちは。

 今回は月イチ企画、JR浜松町駅の小便小僧さんについてです。

 毎月いろんな格好で我々を楽しませてくれる小便小僧さんですが、今月は・・・


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よう。月の頭に掲載ってもう中旬だよな。何考えてるんだ管理人は。


 ハロウィンに合わせて魔法使いのような格好をなさってます。靴もトンガっていたりして、相変わらず細かいところまで見事です。


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 今回も全方位隙なくコスチュームを着こなしておられます。ちょっと地味めな配色ですが。


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2009年10月09日

東北最高のトマソンサイト。

 今日の記事は通常とは異なりよそのサイトのご紹介。とにかく、もうそれはもう、物凄い情報量のトマソンblogなのです。






 こちらはご覧の通りの(?)高所ドアなのですが、こんな物件をうじゃうじゃと現在更新されているのがこちら、



盛岡近辺の(サブカルチャー的に)興味深い光景などなど


でございます。

 
 当blogをよくご覧になって頂いている方はリンク先をご覧になって「あれ?」と思われたかもしれません。そう、リンク先は過去数回ご紹介した、自分を岩手の松尾鉱山に連れていってくれたり、都内で路上観察Psyclingというイベントを不定期に仕切っておられる某氏のblogなのです。


 で、そうすると記事がまるで知り合いの馴れ合いのように見えるかもしれませんが、さにあらず。
 じっくりとご覧になるとおわかりかと思いますが、最近はほぼ毎日高所ドアを中心とした、レベルの高いトマソンを紹介なさっています。
 その他にも美麗な松尾鉱山などの廃墟写真も充実してますので、当blogを楽しんで頂ける方ならほぼ全員「おお!」と楽しんでもらえるのではないかと思います。

 ウチのblogはおそらく物件数なら日本一だろう、というトマソンblogなのですが、「盛岡近辺の(サブカルチャー的に)興味深い光景などなど」さんはとにかく取り上げているトマソンのレベルが高いです。
 東北の地のトマソンをこれだけ紹介してるblogなんて、間違いなく他にはないです。言い切ります、もう。

 という事で、是非皆さんご覧になって下さいませ。いい味出してる物件だらけですよ。
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2009年10月07日

大森ぬりかべトマソン

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 東京23区にありながらもなんかのんびりとした町、大森。今日はそんな大森で見つけたトマソンです。

 建物右側のかつて扉であったところが、綺麗に塞がれています。

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 名残としてぬりかべトマソンの左には郵便受けがありますが、この郵便受けを今でも使用していたりしたら、それはもうとても高得点!と思います。真偽のほどは全く持って不明です。


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 また、この物件は建物右手のぬりかべトマソンに加え、2階部分にも窓を潰したぬりかべトマソンがあります。
 更に素敵なのは、1階のぬりかべ左にあるドア。これがもう本当に見事です。

 別にトマソンでも何でもないのですが、明らかに普通じゃないドアです。
 排気用と思しきダクトを通しているため、ドアの大きさがかなり変。左手にある自販機と比較すると明快なのですが、いくらなんでも小さいし、ドアノブから上だけを切ったようなおかしさがあります。

 
 大森、これ以外にも山ほどいい物件がありそうですので、しばらく地道に追いかけてみたいと思います。
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